雨漏り

• 一番天候の影響を受けやすいパラペットの先端部の塗装がうすくなり、やがて塗装が剥げてくる。

• シールがむき出しになる
• 日光に弱いシールの劣化が始まる。
• シールの隙間ができて雨水が浸入し始める

1.初期

• 浸入した雨水の一部は軒天へ。
• やがて塗装を内側から劣化させ塗装が膨れたり、白くなってきて塗装がはがれ始める。
• 下から見上げてみてください。軒天の塗装の変色ありませんか?

2.中期

• 浸入した雨水はシート防水の下にもぐりこみ防水シートが膨らんできます。
• 膨らんだ範囲がどんどん大きくなりやがて防水シートの継ぎ目が剥がれてきます。

3.末期

• 防水シートの継ぎ目が開くと、今までとは比べ物にならない量の雨水が入り始めて、放置していると、どんどんシートが剥がれて行ってやがて室内への大漏水へ!

初期段階

初期段階は、軒天の変色や小さな塗装のはがれ
軒の裏に、白く見えるところや塗装の小さな膨れ、はがれはありませんか?

中期段階

初期段階の小さな変化を見落としたり、放置していると小さかった塗装の不良部位が、知らぬ間に大きくなっていきます。上部の防水層の不良状態がさらに悪化してきている可能性があります。

屋上に上がってみると、防水塗装が剥げて黒いゴムシートがむき出しになっていたり。ドレンが詰まり、プールの様になっていたり、シートの継ぎ目がはがれ、シートに穴が開いたり、シートがめくれていたり、更にひどい時は雨水の浸透で、パネル内部の鉄筋が錆びてきて、鉄筋が膨張してパネルに大きなひびや欠けが発生することもあります。

末期段階

更に放置すると軒天塗装剥離は拡大し、防水シートは全面張替の必要が出てきます。
防水補修工事の費用は数倍になってしまいます。